
目次
はじめに
補助金をいただくためには補助金を管轄している地方公共団体の事務局などに申請書を提出します。そこで審査を受けて採択されなければなりません。
一般には補助金を申請するには応募申請書・事業計画書・経費明細書などを作成しています。
審査ではそれらの書類が補助金の目的や趣旨に合致しているかを判断します。
補助金の申請でまず注意する点は以下のようなところです。
応募申請書や経費明細書は誤字脱字・記載ミスなどの形式的なところを審査します。
また事業計画書では企業概要・顧客ニーズ・競合の動向・事業内容・事業の収益性・事業の効果などを審査していきます。
そこではわかりやすく説得力のある文章を作ることがポイントになってきます。
審査する方は次のようなところを見ています。
公的な資金が投入されるので厳しい審査が行われます。ビジネスプランの収益性・実現可能性・独自性・革新性・具体性などの点に加えて内容が応募要項に沿っているかなどを審査します。
実現可能性があるのか
市場のニーズや市場動向を捉えて新規顧客の獲得・既存顧客の流出防止・購買点数・単価・常連度などの売上の増加を見込めるか。
計画の創意工夫があるのか
自社が提供する商品やサービスに強みや特徴があって競合との差別化があるのか。他社がまねできない事業モデルになっているのか。
計画を実行するための行動計画になっているのか
事業内容や経営方針の一貫性があるか。資金調達の具合や使途がしっかりとしているか。
自社の経営方針や経営目標が一貫としているか
事業内容や経営方針が一貫としているのか。
計画が地方創生や社会性に適しているのか
対象事業を行うことで雇用の創出や地域の活性化さらに地域の課題解決ができるのか。審査員や申請書を見て判断するために書類がすべてになります。審査員がどのような書類を作ったら通してくれるのかを徹底的に考える必要があります。抜け漏れやダブりがなく簡潔に情報が整理されていて一度読んだだけで内容が理解できるような書類を書くことができます。
まとめ
要は申請書というものがどのようなものかを知ること・その結果どのような書類を書くことが適切なのかを理解することが補助金をいただくためのコツといえます。